IoT技術を利用したオンラインゲームパーク「PrizePark」をリリースしました
当社開発のIoTコンテンツの配信プラットフォーム「Park」を使った最初の試みとして、IoT技術を利用してアナログゲームをオンライン化したゲームパーク「PrizePark」をオープンしました。
現在公開しているゲームは下記の2つです。
- くるーん1号改
- 射的でドン!
本日はこの中の「射的でドン!」について少しご紹介をしたいと思います。
射的でドン!
ひとまずこちらの動画をご覧下さい。
IoT事例 / 射的ゲーム【射的でドン!】/ PrizePark PV 001
お祭りや縁日でおなじみの射的を模したゲームになります。
「Park」のコントロールサーバが3台のRaspberry Piと通信し、カメラ、モーター、センサの制御を行い、オンラインでの射的ゲームを実現しています。
Raspberry Piによる電子工作はもちろんのこと、射的のゲーム台座や球を発射する砲台などもホームセンターで買える材料で自作しています。
ネットワークやサーバなどのインフラ管理、プログラミング、日曜大工からはんだ付けまで自社でこなしています。
多くの技術や生活の知恵(?)が活用され「射的でドン!」が完成しました。
射的でドン!の技術
簡単な紹介のみとなりましたが、今後のブログでもう少し技術的なことなど掘り下げて紹介していきたいと思います。
Zabbixにて障害を検知した時にLEDを光らせたい(1)
当社ではサーバやネットワークの死活監視にZabbixを利用しています。
参考リンク:
障害検知時の対応
Zabbixは障害を検知した場合、メールやSMSを飛ばしたり、コマンドやプログラムを実行することが可能です。
現在当社の障害発生時の対応は下記の2パターン体制です。
- メールで担当者に通知→担当者による対応→復旧
- 障害発生をメール通知→リモートコマンドによる自動復旧→復旧完了をメール通知
Zabbixを用いた監視体制においてよくある対応方法だと思います。
1と2のケースの使い分けは単純にその対応が自動処理できるか否かです。
たとえば、Apacheが停止した場合、Zabbixサーバから「/etc/init.d/apache2 start」などのリモートコマンドを対象のWebサーバに投げることで対応が可能です。
これは2のケースに該当します。
しかしストレージ容量が不足しているなどの場合、自動復旧ができませんので、メールにて障害通知を受け取った後に不要なファイルの削除やより大きな容量のストレージに交換するなどの作業を行うことになります。
これが1のケースです。
障害通知メールへの慣れ
障害検知や状態変化の通知をメールにしてしまうとメールを見逃したり、 「これは放っておいても復旧するだろう」と判断して意図的に放置してしまうケースが増えてきます。
特に後者ですが、CPUのロードアベレージの変化や実行中のプロセス数の増減などは障害の兆候を事前に掴むことができる有益な情報なのですが、これを放置してしまい防ぐことができた障害を発生させてしまったという経験があるインフラ管理者は少なくないでしょう。
障害発生および状態変化を視覚的に判断したい
メール通知への慣れを解消するため、オフィスの壁に大きめのディスプレイを吊し、Zabbixサーバのダッシュボードを表示させて障害や状態変化を監視しているのですが、四六時中ディスプレイを眺めている訳にもいかないので、ダッシュボードの変化に気づかない場合があります。
そこでZabbixサーバにて障害を検知した場合、LEDランプを光らせて通知するというシステムをRaspberryPiを利用して作ってみたいと思います。
HobbIoT Engineer's Blog を開始します
はじめまして、HobbIoTです。(ホビオットと読みます)
今ところ初見で読めた方はいらっしゃいません。
ホビットとよく間違えられます。
さてこの度、HobbIoTでは技術者によるブログを始めることになりました。
最初の記事ということで簡単に当社の自己紹介します。
社名について
社名の由来は、
Internet of Things for Hobby.
(モノをインターネットに繋げて遊ぶ)
という会社ポリシーが元になっています。
デジタルな技術にアナログなモノを融合させることで生まれる面白いことを探求しています。
事業内容について
社名にIoTと含まれている通り、IoTコンテンツの配信プラットフォーム「Park」の開発を行っています。
このParkについての詳細は今後のブログ記事にてご紹介していきたいと思います。
このブログについて
このブログでは上で紹介しました、Parkの開発、運営に際して使用している技術やノウハウを中心にお伝えしていきます。
それでは、これからおつきあいのほど、よろしくお願いいたします。